2026/03/12 16:40
1950年代のアメリカで「P3」と呼ばれたボストン型をベースにしたH-04。
フレームのシェイプ、キーホール型ブリッジ、アロー型ヒンジパーツなど、アメリカンヴィンテージらしいディテールを備えたモデル。ダブルダイヤ型のリベットパーツ、6mmアセテート生地、男性女性問わず使いやすいベーシックなフレームシェイプになっています。
まずP3という言葉ですが、これはアメリカのクラシック眼鏡を語るうえで非常に重要なキーワードです。P3系フレームは後にファッションとして広く愛されますが、そのルーツについては、軍用や実用に由来する機能的な形だったとする説があります。実際、P3はガスマスクとの相性や視界確保といった合理性から広まったとされ、その後、戦後の民間市場で定番化していった流れが知られています。つまり、やさしく見える丸みのある形の奥に、もともとは実用品としての背景があったわけです。
H-04に入るキーホールブリッジも、単にクラシックに見せるためだけの記号ではありません。鍵穴のような形をしたこのブリッジは、ミッドセンチュリーの眼鏡で広く見られるディテールで、見た目の個性だけでなく、鼻まわりの当たり方やフィット感にも関わる要素として知られています。だからキーホールは“昔っぽい雰囲気づくり”ではなく、造形と掛け心地の両方に関係する、クラシック眼鏡らしい合理的ディテールなのです。
さらにH-04には、アロー型ヒンジやダブルダイヤ型リベットといった、アメリカンヴィンテージらしい要素が細かく盛り込まれています。こうしたパーツは、もともと構造としての意味を持ちながら、長い年月の中で“らしさ”を形づくる顔つきになっていったものです。H-04が良いのは、その古典的なP3の魅力を残しつつ、ややスリムなシェイプや現代的なサイズ感で、いまの服装に自然に合わせやすくしていること。古いから格好いいのではなく、合理性のある形だから今見ても美しい。 H-04は、そのことをよく教えてくれる一本です。
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ウェリントンを持っている方や、優しい雰囲気を出したい方、少し個性を出したい方におすすめです。
